2023年10月24日
【テントの日】オガワ タッソTC
キャンパー界隈では10月10日はテントの日らしい。
上手いこと考えるなぁと感心した。
ということで、テントの日はとうの昔に過ぎてしまったが、この機会にかこつけて自分が使っているテントで一番のお気に入りのオガワ タッソTCを紹介したいと思う。
タッソTCは普通に設営するとシンプルなティピーだ。
基本は6角形だが、少し変わった機構が隠されている。
ファスナーで隠された面を開放することで7角形(高さ220㎝)や8角形(高さ195㎝)でも設営することができる。
写真は7角形で設営したものだ。
普通のティピーなのにどこか優雅な佇まいだ。
また、6角形で設営後に残った2面を開放すればポールで前面を跳ね上げることができ、さながらタープのように使うこともできる。メーカーはタッソの謳い文句として変幻自在という言葉を使っているが、まさに変幻自在。
更に、前面を跳ね上げた状態だとオプションのメッシュスクリーンを装着できる。
大型のシェルターとして使うことが可能だ。
これこそがタッソの真骨頂で、個人的にはタッソを使うのであれば是非このスタイルを試してもらいたい。
とにかく広いのに加えて、大きい開口部はかなりの迫力がある。
また、開口部はクローズ状態だけでなくて総メッシュにすることが可能で夏場なんかは虫の侵入を防ぎつつも解放感を味わうことができる。
この形状はサバティカルのモーニンググローリーに似ていると言われる。
モニグロもフロント部にポールを噛ませることで立ち上がりを作っている点で、確かに似ていると思う。
ただ、それでも前面に向かってやや窄まった形状をしている。それに対してタッソは開口部が広くガバッと開いている。
上記の形状の違いにより、センターポールよりも前方はタッソの方が広く使えるだろう。
この写真は実際のキャンプシーンでの写真だが、センターポールより前方にハイランダーのヘキサゴンテーブルBIG、チェア×2、ラック、ゴミ箱等を配置してもまだ少し余裕がある。
狭苦しくはなるが、チェアをあと2脚置いて4人で過ごすこともできそうだ。
逆に、モニグロはテント自体が大きく、総フロア面積とセンターポール後方のスペースが広い。
タッソもモニグロもハーフインナーテントのオプションがあるが、タッソが2人用のインナーなのに対して、モニグロは3人まで就寝可能なインナーとなっている。
実はモニグロが欲しいと思っていたことがあった(今も欲しいけど)。
他にはサーカスTCやsoomloomのHAPI4P、2Pなども候補で、タッソも一応候補ではあったものの、サイズの割に値段は高く、正直買うことはないだろうと思っていた。
そんな時にアウトドアショップで前面を跳ね上げたタッソTCが展示されており、一目惚れした。
優しいTC素材の風合い、美しい張り姿、解放的で迫力のある開口部。
本当に胸がときめいた。
モニグロはカッコいいし、価格的にも手が届きそうだし、オプションもインナーテントくらい。
しかし手に入らない。
そんな折に出会ったタッソに心を奪われて、ちょうどアルペンで「1万円以上、5点以上の購入で20%オフ」というセールをやっていたのもありメッシュスクリーンと共に購入をした。
モニグロは今でもカッコいいと思うし、最近はポリエステル素材も発売された。
ポリエステル素材のモニグロが我が家のテントラインナップに入ってくれれば心強いなと思う。
ただ、ポリエステル素材のワンポールテントだと、今はほぼ日がゼインアーツとタッグを組んで作っているというコハクが気になっている。
とまぁ、こんな経緯で購入したタッソTCだが、買ってからずっと一番のお気に入りだ。
フルスペックでの運用を考えると本体の他にも跳ね上げ用ポールを3本、メッシュスクリーン、インナーテントが必要になるため荷物が非常に多くなるのがタマにキズか。
また冬場はメッシュスクリーンと本体の間からの隙間から熱が逃げやすい。
暖房効率はどうしても落ちるだろう。
しかしそんなことはどうでもいい。(いや、よくないんだけどさ)
最後に張ったのはGW辺りだが、久しぶりに張りたい。
とにかく魅力的で、優雅でカッコいい。
自慢の相棒だ。
Posted by jun-z at 18:20│Comments(0)
│キャンプ道具