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2024年10月30日

【キャンプ道具】テントを選ぶ際の自分なりのポイント

【キャンプ道具】テントを選ぶ際の自分なりのポイント



テント選びで重要視しているポイントが3点ある。

まず一つは「設営が簡単」であること。
まだ幼い息子と2人でキャンプをすることが多い。
その上で、迅速にテントを立てられるというのはかなり重要だ。

子どもにとって設営中というのは暇な時間である。
目の届く範囲で遊ばせておくとか、お菓子でも食べていてもらうとか、お手伝いをしてもらうとか、やりようはあるのだが、それも息子の気分やキャンプ場次第によるところが大きい。

それとこれは余談だが、テントを購入したら可能な限り一度は試し張りをするようにしている。
小型のものであれば家のリビングで、大きなものであれば夜の河川敷にこっそり行ったり、無料でテントを張れるピクニック広場を利用する。


それらが難しい場合は、一度は袋から出して幕体を大雑把に広げてみる。
必要に応じてロープを取り付けたり、インナーとフライを接続可能なものであれば接続する。
説明書があればしっかり読み込むし、設営動画があればそれを見る。

と、こんな感じで設営であたふたしないように心がけている。


また、「設営が簡単」と一言で言っても、それぞれ感じ方は違うだろう。
単に「寝床」として使うような小型のテントであれば5分〜10分程度で張れるもの、リビングとして使えるレベルの前室を備えるちょっと大きめのものでも15〜20分である程度完成形まで持っていけるというのが自分の中での基準だ。

【キャンプ道具】テントを選ぶ際の自分なりのポイント
オガワのホズST。
狭苦しく、完全に「寝るだけ」のテントだが、設営は爆速で終えられる。


【キャンプ道具】テントを選ぶ際の自分なりのポイント
ゼインアーツのロガは前室が大きく取られており、2~3人用のリビングとして使えるくらいの広さがある。
長辺方向は6m近いサイズでありながら設営性は良く、15分くらいである程度は形にはできる。





二つ目のポイントはできるだけ「軽量コンパクト」であること。

我が家はマンション住まいで、どうしてもテントの保管場所というのが限られる。
部屋も12階なので、重たいとそれだけで車への運搬も大変。
なので軽量コンパクトであることには結構拘っている。

あとは身軽にキャンプへ行きたいというのもある。
テントがコンパクトだと、自ずと他の道具類もコンパクトになる(コンパクトにせざるを得なくなる)。

【キャンプ道具】テントを選ぶ際の自分なりのポイント
こちらは山岳用テントのニーモ ダガーストーム。
軽くて非常に設営が早い。


【キャンプ道具】テントを選ぶ際の自分なりのポイント
これはゼインアーツのロガ4。
重量は7kg弱と凄く軽い訳ではないが、3~4人が寝られる就寝スペースと、大きな前室がついていると考えると、重量比パフォーマンスは高い。


また、先に書いた「設営が簡単」であることともリンクしてくる。
大きく重たいテントというのは、それだけで設営が大変になる。
まず幕体を広げるだけで大変だ。
広げた幕体の向きが間違っていたら、そこから修正もしなきゃいけない。
大人2人がかりならお互いが端と端を持ってクルっと回せばいいが、小さな息子と2人ではそれも難しい。

「ほぼ同じ構造のサイズ違いのテント」を持っているが、工程は同じでもサイズが大きいとやはりかかる時間は結構変わってくる。

先に書いたように、大きくなればテントを広げるだけで一苦労だし、フレームを入れて幕体を持ち上げるのも大変だ。

とまぁ、軽いというのは色々な面でプラスに働くもんだ。

ちなみに軽くてコンパクトになるものが好きなので、テントの材質はTCよりもポリエステルやナイロンの方が好きだ。
勿論、TCはTCでメリットはあって、たまにTC素材のテントを使うと「これはこれでやっぱりいいなぁ」と思う。


【キャンプ道具】テントを選ぶ際の自分なりのポイント
TC素材のベルテントのグロッケ12TC。
重たいがTC素材は通気性が良くて結露が発生し辛い。
快適性は高い。



最後にポイントその三だが、「安心して寝られる空間」が確保されていること。
世の中には色々なテントがあるが、フロアのないガワだけの、いわゆるシェルターと呼ばれるものはあまり好きではない。
(フロアがないのはテント内部を靴の脱ぎ履きすることなくシームレスに動けて便利な面もあるので、悪い面ばかりではないのだが)

できればフライとインナーからなるダブルウォール構造だとベストだが、シングルウォールでも寝室部にフロアがあって虫の侵入を防げる構造であれば別に構わない。
(シングルウォールの場合は結露の発生や、寒い時期には保温性が落ちる点には留意が必要になる)

【キャンプ道具】テントを選ぶ際の自分なりのポイント
シングルウォール構造だが、インナーが内蔵されているテトラ160。
メッシュ部分が大きく換気口性はいいのだが、それでもやはり結露は凄い。


ちなみにシェルタータイプのテントであっても、インナーテントの設定があればOKだ。
その場合はテントとインナーでどれくらいの重量になるか、設営の手間はどれくらい増えるのかというのは抑えておきたい。



【キャンプ道具】テントを選ぶ際の自分なりのポイント
シェルタータイプのワンポールテントであるタッソTC。
インナーを取り付ければ使えば快適に寝られるし、ツールームテントのように使える。
ただ、総重量はなかなかのものになる。



テントを選ぶ際に重視している3つのポイントを挙げてみた。
必ずしも上記に適合するテントだけを選ぶ訳ではないが、自分にとって使い勝手がいいのは上記の3つのポイントが抑えられているものが多い。


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この記事へのコメント
jun-zさん、こんにちは。

魅力的なテントを多くお持ちですね。
自分は流行りとか、思い付きでテント選ぶ傾向があるんで
最近はスタイルが変わってきてお金も無いのにテント欲しいと思ってます。

テント買う時のポイントはしっかり定めておくのは大切ですね。
Posted by ブレンブレン at 2024年11月06日 10:08
こんばんは、ブレンさん。

と、言いつつ、僕も衝動的に選んでしまうことは結構あります・・・笑
使わなくなってしまったものや売ってしまったものも結構ありますから。

スタイルも長くやっていたら変わっていくものだと思いますし、スタイルを変えるからこそ長く楽しめる部分もあると思うので、アレですね、テントを買うお金が欲しい!に尽きます!笑
Posted by jun-zjun-z at 2024年11月07日 21:47
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