2024年10月09日
【キャンプ記録】令和6年10月5日㈯~6日㈰羽根谷だんだん公園キャンプ場


相棒ロベルトと羽根谷だんだん公園キャンプ場へ行ってきた。
考えてみればロベルトとちゃんとしたキャンプ場へ行くのは初めてだ。
今まで河川敷の広場とか、川原での野営とかそういうのしかしてこなかった。
しかし、たまには気分を変えてちゃんとしたキャンプ場でやってみないかという事になった。
ここ羽根谷だんだん公園キャンプ場はグループ利用でも非常に安いし、交通の便としても名古屋の自宅を出てから稲沢に住むロベルトを拾って行けるので都合が良い。
2人でのキャンプだが、道具は各々が自分の分を持ってくるのでソロキャンプと変わらない。
荷物はキャンプ道具を一切合切詰め込んだ85Lの大型ザックと、現地で使うための取り回しのよい小型ザック、焚き火道具と薪を詰め込んだワークマンのパラフィン頒布トートバッグだ。
背負って、両手で持てる分だけに収めた。

お互い予定があったので少しゆっくり目の14時に到着となった。
受付で少し待たされ、その際にサイトをどこにするか相談するが割と即決で林間フリーサイトに決めた。
単純にフリーサイトなら設営の自由度が高いし、お隣さんを気にしなくてもいい。なにより木陰になっている。今日は結構暑い。
区画サイトも駐車場から近いところが空いていたのでそこもいいなと思ったが、以前利用した時に川に向かう傾斜が厄介だったと記憶している。
林間も思ったよりフラットな場所が多い。
全体で見ると凸凹しているように見えるんだけど、4~5m四方くらいの単位で見るとかなりフラットな場所が沢山点在している。
結果的に非常に快適に過ごすことができた。
そういえば海津市のキャンペーンで、受付時に市内で使える500円券をもらえた。
しかも1人に対して1枚という太っ腹。
待てよ?ここは1サイト2,980円で、最大6人が利用できる。ということは…?
スタッフさんも「太っ腹でしょ?」と笑っていた。
さてと、設営だ!
今回はオガワのホズstだ。
遂にこいつもキャンプ場デビューか。
今まで雪山とか山奥の川原が主戦場で、なかなかちゃんとしたキャンプで日の目を見ることはなかったが、ようやくだ。
今日明日と雨は降らないだろうが、数日前の予報では雨で、もし降られたら前室のないホズstで雨を凌ぐのはちとキツイので激安のダイアモンド型タープを持って来た。
これなら焚き火で穴が空いてもノーダメージだ。
ロベルトはお気に入りのハイランダーのネヴィス400。
デカいなぁ、カッコいいなぁ。
ところでロベルトよ、コットの脚を反対向きに着付けているぞ。

これはまぁあるあるだよな。
なんだかんだと時間は15時を回っており、ロベルトは昼を食べていないらしく腹が減っていると言う。
いきなりだがキャンプ場を出て、道の駅へ向かうことに。
車を出してもいいのだが、駐車場が非常に出入りし辛く面倒だし男2人なので歩いて向かった。
道の駅は結構大きくて楽しい。
ロベルトは立ち食いイートインでそばだかうどんを頼んでいた。
俺も食パン一枚しか食べておらず腹が減っているので、お土産屋で買った赤飯おにぎりを食す。
おにぎりのついでに、金券を使い切るためにお土産用の蕎麦も2つ買った。

美味い。
おにぎりに3割の値引きシールが貼られていたのもあったが、占めて500円ちょっと。安い。
ここから直接ハイキングコースへ行き、山の上の銭湯へ向かう。
30分程度の道のりだが、少し疲れた。
おにぎりを食べたものの、まだカロリーが足りないらしい。
無事に展望台へ到着した。

名古屋駅のツインタワー、稲沢の新旧三菱エレベーターが見える。
俺もロベルトも稲沢で青春時代を過ごした。
旧の三菱エレベーターも当時は「でっかいなぁ」と眺めていたが、更にデカい新のエレベーターができてからはすっかり誰にも相手にされなくなった。
展望台から「地獄の階段」を下って風呂へ行く。
何が地獄って、段数が多い、奥行きが狭い、微妙に一段一段に傾斜があると、三重苦なのだ。
ロベルトが「手摺を滑っていけば早いんじゃね?」と滑り下りる。

大の大人がバカバカしい、とクールな俺は正攻法で下りていったが、楽しそうなので結局真似して滑り下りることに。
なお、最初はバランスが上手く取れずに豚の丸焼きの如くクルッと半回転した。
若干のバテを感じつつ銭湯に到着。
ロベルトはサウナにハマっているようだ。
俺はサウナなんて全然好きじゃないが、根性無しと思われるのも癪だし付き合ったが苦痛で仕方なかった。
どうやら、サウナ後に水風呂に浸かり、最後に外気浴をすると「整う」らしい。
なんだよ、「整う」って。
ふざけやがって。
水素水とか信じちゃう人か?
しかし、10分サウナに入ってから水風呂に浸かるのは確かに気持ちが良い。
また、その後外に出て椅子にもたれかかると頭がグワングワンして不思議な気分だ。
ロベルト曰く「これが良い」。
なるほど、サウナにハマる気持ちも分からなくはない。
が、やっぱり「整う」という感覚はよく分からない。
だって整うどころか身体の負担になってそうだぜ?
脳がやられそうだ。
少し長居してしまったが、帰りはバスでサクッと麓まで下りる。
バス待ちの間に夜景を眺める。

キャンプ場へ戻った頃にはすっかり暗くなっているので夕食の準備だ。
例の如く米を炊くが、今回は火加減を盛大にミスって底が焦げ焦げ。

あとは焚火で焼肉をやるのだが、途中で買ってきたキムチと焼肉をご飯にダイブさせて焼肉丼にした。


あまり美味そうでない絵面で本当に申し訳ないが、これがとんでもなく美味かった。
ロベルトは赤から鍋。
鍋が好きだねキミは。
この1~2週間で急に秋がやってきて、焚火が心地よい。
今回も焚火台はベルモントのTABIだ。

途中、猫が喧嘩して自サイトのすぐ近くの木に避難していた。
見えるだろうか?

21時過ぎから声のトーンを落とし、22時にはお開きにして静かに寝る準備に取り掛かった。
テントに入ってから少しだけ酒を飲み、いい感じに酔っぱらって眠りについた。
物音とかで途中途中でぼんやりと眠りから覚めてはいたが、暑くもなく寒くもなく、キャンプにしては概ね良い眠りを取れた。
翌朝は8時近くまで寝てしまい、外はすっかり明るい。
テントから出るとヒンヤリした空気が肌を撫でる。秋だな。
ロベルトは寒さにはかなり強いタイプだが、寝袋ではなくブランケットで寝たら寒かったと言っていた。
寝袋かブランケットかという違いは勿論大きいが、狭くてダブルウォールになっているホズSTはやはりそれなりの保温性能を持っているんだなと感じた。
そう言えば冬の鈴鹿山脈縦走時もテントの中はそこまで寒くなかったっけ。
朝食にコーヒーとホットサンドを作る。

ホットサンドなんて久しぶりだ。
多分6月のファミリーキャンプ以来じゃないか。
ロベルトがおもむろに地面の苔を剥がし始めて、道の駅で買った赤飯の空きパックに詰めている。
ペットのカエルのために持ち帰るんだと。

ロベルトは11月に実家を出るらしい。
本業の介護の仕事をする傍らで、イラストレーターの仕事の依頼も少しずつ軌道に乗りそうだとのことで、生活環境を変えたいらしい。
あとは彼女でも作って結婚でもしてくれればなぁ。ホントに良い奴なんだよ。コイツより人あたりの良い性格の人間に出会ったことがない。
本人にその気がないからアレだけど。でも断言するけど、ロベルトと結婚した女性は絶対に幸せになれる。
適当なタイミングで撤収を始め、ある程度目途がついたところで上の広場へ行ってボールで遊ぶ。

男で集まればこういうガキ臭い遊びをしたくなる。
30~40分くらいキャッチボールをしたりして、再びサイトへ。
最後の片付けをさっさと済ませて帰路につく。
楽しかった。
Posted by jun-z at 19:40│Comments(0)
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