2024年06月05日
【山行記録】令和6年5月25日㈯~26日㈰御在所②
テントがちょうど綺麗に収まるくらいの平地で、ペグのかかりも抜群。
何よりもこの絶景の中でテント泊をできるなんて最高だ。
息子は色々と手伝ってくれた。
山頂で風が強いのでグランドシートを押さえたり、インナーテントの中に重しとしてリュックを入れてくれた。
インナーテントが立ってからは中で寝袋を広げて内装のセットアップ。成長したなぁ…
俺たちの基地が完成だ。
少し寒いのでとりあえずテントへ逃げ込む。
息子は早速寝袋に入る。
お気に入りのハガネールとイワークのぬいぐるみも一緒だ。
そしてお菓子タイム。
ポテトチップスとマーブルチョコ。
ポテトチップスは重量比カロリーが高い点はいいのだが、いかんせん嵩張る。
対策として針で袋に穴を空けて空気を抜いておいたが、空気が抜けた分衝撃で中身が少し砕けて細かくなっていて若干食べづらい。
ポテチを食べつつU-NEXTでダウンロードしてきたポケモンを鑑賞。
電波も街中と変わらないレベルで通っているので、ネットサーフィンもできる。
ポケモンGOのスポットもある。
至れり尽せりだ。
薄暗くなってきたら外へ出て景色を眺める。
北側には鋭く尖った鎌ヶ岳。麓の町は夜に向けて光り輝き始める。
南には雲海が見えるぞ。雲海と夕焼けのコントラストが美しい。
景色を堪能したのち、再びテントへ避難。
5月下旬とは言え流石に外にいると寒い。
着替え等は済ませており、いつでも寝られるので気楽なもんだ。
と、ここで寝る前のおやつタイム。さっきもおやつを食べたばかりだが、カロリーを消費しているから沢山食べた方がいい。
息子とキャンプをする時は寝る前におやつタイムを設けるのが恒例だ。
今度はチップスターを食べた。
チップスターはポテチと違って筒状の少し硬い容器に入っている。
これなら潰れる心配はないし、細長い形状というのはザックに入れる際に何かと便利だ。
味は断然ポテチの方が好きだが、今後の山行ではチップスターを持っていくようにしよう。
最後に夜景を眺める。
うーん、美しいなぁ。
そして闇夜に浮かぶ我が城、ダガーストーム3Pも負けずに美しい。
さて、寝る。
息子は20時46分には眠っていた。
俺も眠たい。のだが、何やら風が強くなってきた。
途中でウトウトはしたのだが、風が気になり目が醒める。
前室部を張り出すためのフレームは大きくたわみ、ぐわんぐわんと揺れる。
この手のテントはたわむことで風を受け流しているというのは分かるのだが、押し潰されんばかりのたわみには不安を覚える。
途中、トレッキングポールを張り出し部分に当てがって、つっかえ棒とした。
これで押し潰される感じはなくなった。幕体を突き破らないかは少し心配だが、まぁ大丈夫だろう。
2時ごろに再びウトウトと浅い眠りにつく…
朝になっても風は止まず。
それどころか雨音がしているではないか。うーん、こりゃ参った。この近辺の登山指数はAだったんだが。
息子は特に気にする様子もなく、夜はしっかり眠れたようだ。
フライシートのベンチレーターから外を伺いながらテントの中で雨が落ち着くのを待く。
幸い、雨はすぐに霧雨に変わった。
相変わらず風は強いし、霧で数十m先すら見通すことはできないが、「あとは御在所に寄ってロープウェイで帰るだけ」という安心感から、俺と息子の中には楽勝ムードが漂った。
嵐の中で呑気にもテントが押しつぶされる動画を撮る。そこにピースサインで映る息子。
あんまり早く行動してもロープウェイが動いていないので、少し時間を潰して8時50分頃に御在所へ向けて歩き出した。
池があったり、展望スポットもあるのだが、それらには寄らずに山頂へ直行。
霧でなにも見えないので感動も糞もないが、御在所に登ったんだという記録としてパシャリ。
それにしても本当に視界が悪いなぁ。
御在所までは舗装された道を進んでいくだけだから良かったが、御在所から山上公園へ向かうゲレンデの道では「こっちで合ってるのか」と若干不安になった。
広い芝生の坂を進んでいくことになるのだが、広い故に迷ったら大変なことになるぞと。
まぁ実際は端までいけばちゃんとロープで区画されているので、ロープ沿いに進んでいけばちゃんとたどり着けるのだけれども。
霧の中を進み、山上公園へと戻ってきた。
もう思い残すこともないので、さっさとロープウェイに乗る。
ロープウェイは距離にすると2㎞ちょっと、時間にすると10分くらいか。
霧で何も見えないが、時折霧の切れ目から壮大な岩肌が見られる。
こんなところを登っていたんだぞと言うと、満足気な顔をする。
下界のロープウェイ駅に到着してからは駐車場のある場所まで30分ほど歩いて登っていき、無事に山行を完了した。
総距離は12km。ロープウェイの距離を差し引くと10㎞くらいということになる。獲得標高は1,300m。
感覚的にはそんな歩いたか?という気もする。山上へ到着後は細かくウロウロしたりしていたので、GPSが過度に動いてしまっていたのかもしれない。
まぁ些細なことか。
2年前は金華山すら登れなかったのに、成長したものだ。
息子よ、よく頑張った。
この記事へのコメント
jun-zさん、こんにちは。
まずは『おつかれ山!』でした。(*^^)v
ちょっと使いたくなるフレーズですね。
冒頭の写真最高ですね~♪
ダガーストームはアースカラーで自然に溶け込みつつも
ガイロープとかの黄色がアクセントになってカッコイイなぁ~って思いました。
しかしY字フレームの関係上で入口方向からの風はテントが凹む感じなので
心配になりますね。
そこで機転を利かせてトレッキングポールを使うのは流石です。
頂上での霧は残念ですが息子さんにとっては自分の足で登った事が
すごく良い経験になったんじゃないでしょうか。
カッコイイ&カワイイ息子さんの写真に癒されました( *´艸`)
まずは『おつかれ山!』でした。(*^^)v
ちょっと使いたくなるフレーズですね。
冒頭の写真最高ですね~♪
ダガーストームはアースカラーで自然に溶け込みつつも
ガイロープとかの黄色がアクセントになってカッコイイなぁ~って思いました。
しかしY字フレームの関係上で入口方向からの風はテントが凹む感じなので
心配になりますね。
そこで機転を利かせてトレッキングポールを使うのは流石です。
頂上での霧は残念ですが息子さんにとっては自分の足で登った事が
すごく良い経験になったんじゃないでしょうか。
カッコイイ&カワイイ息子さんの写真に癒されました( *´艸`)
Posted by ブレン at 2024年06月16日 11:38
ブレン様
おはようございます。
山特有のフレーズですね笑
現行のダガーオズモのグリーンも好きなのですが、ストームの落ち着いた色味も凄く気に入っています!
仰るように、もろに風を受けてしまって不安になりました。
内部の空間を拡げるようなフレーム構造なので、山岳テントとしては風に弱い方だろうなとは思います。
息子としても達成感があったようで、また行きたいと言っておりました。
なので、また行くと思います!乞うご期待!
意気地なしの息子ですが、そんな風に言ってもらえて嬉しいです…本当にありがとうございます!
おはようございます。
山特有のフレーズですね笑
現行のダガーオズモのグリーンも好きなのですが、ストームの落ち着いた色味も凄く気に入っています!
仰るように、もろに風を受けてしまって不安になりました。
内部の空間を拡げるようなフレーム構造なので、山岳テントとしては風に弱い方だろうなとは思います。
息子としても達成感があったようで、また行きたいと言っておりました。
なので、また行くと思います!乞うご期待!
意気地なしの息子ですが、そんな風に言ってもらえて嬉しいです…本当にありがとうございます!
Posted by jun-z at 2024年06月18日 08:58