2024年07月02日
【キャンプ記録】令和6年6月29日㈯~30日㈰大垣市野外活動センター


2月以来にロベルトとキャンプをしてきた。
4月にも計画はしていて雨で流れていたのだが、今回も2日目は雨予報だ。
まぁ小雨のようだし、もう暑い季節だし多少濡れても大丈夫だろうと判断した。
場所は大垣市野外活動センターだ。
ここをキャンプ地として、池田山と池田温泉へ行く。
飽きもせず2月にやった時と同じプランだ。
それにしても蒸し暑い。
前日までは雨だったのに加えて、今日は32~33℃まで上がる予報。
今回は誰もいない最北端に陣取ったので、二人ともTシャツを脱いで上半身裸で設営をした。
北端は駐車場からも炊事場からも最も離れているし、トイレまでも近い訳ではないので、利便性としては悪い。
ただし、一部分だけ砂利になっており、そこは水はけが良い。
ここは場内全域に渡ってジメジメしてぬかるんでいるが、ここだけはぬかるみに悩まされることがない。
それとすぐ脇に沢があり、そこで水棲生物と戯れられるのが嬉しい。
さて、暑くて作業効率は最悪だが、なんとか設営が完了。
onetigris(ワンティグリス)のtetra160(テトラ160)だ。
これは夕方に撮った写真だが、二日目の雨対策で過保護張りにした。

が、短いペグしか持ってきておらず、地面への食い付きが悪い。
タープは翌日明け方に雨が貯まって倒壊したため結局途中で撤去した。
設営が終わったのは良いのだが、あまりの暑さに汗だく。
時間が押しているのと、あまりの暑さに「これ今から登山行くの?」という空気が流れ出した。
そんな空気の中、山に行くかどうするかの回答を先送りにして、とりあえず沢で遊びながら考えようとはしゃぐ大人2人。


蛙や沢蟹を捕まえる。
こんなこともあろうかとバケツを持ってきている。
沢で生き物と戯れるのが楽しくて正直山なんてどうでも良くなっていたが、なんとなく「う~ん、せっかくだしちゃちゃっと行くかぁ?」という何とも微妙な投げやり感を出しつつ、池田山へ向かうことになった。
ただ、時間的に山頂までは行くのは若干厳しそうなので、パラグライダー発着場までとした。
そこまでであれば山頂へ行くのに比べて往復で1時間くらい短縮できるんじゃないかと思う。
ということで、13時48分に山行を開始。
前回大津谷登山道の洗礼を受けたロベルトだが、今回は楽な霞間ヶ渓登山道。

こちらなら楽勝だろう。
そう思っていたが、ロベルトは序盤から息が上がり、山行開始から30分も経たない内に大腿四頭筋のダメージを訴え始め、そこからはベンチがある度に休憩を入れた。
誤解のないように言っておくが、ロベルトは陸上仲間であって、かなりの体力自慢。
170㎝72㎏の筋骨隆々の肉体を持っている。数週間前には34歳にして100mを11秒13で走った。
しかし、山に置いてはその筋肉が仇になっているのだろう、普段のパワーは鳴りを潜めている。
あと、朝イチで練習をしていたそうで、それを言い訳にしていた。
山行開始から40分が経過したくらいで「もうやめとくか?」と聞くと「15時まで、あと30分だけ登ろう」とのたまう。
30分でどこまで行けるかと考えたが、霞間ヶ渓登山道を抜けて池田の森には…入れないだろうなぁ…
そこからもベンチのたびに休憩を入れるので歩みは牛歩のようだ。

あっという間に15時を超えたが、「(多分)もうすぐ池田の森だぞ」と煽ってみると、15時以降も「まだいけるぜ」とやる気になった。
15時20分くらいだったか、霞間ヶ渓登山道を抜けて池田の森に到着。
そこからダラダラと林道を歩き、パラグライダー発着場へ無事に到着。
うーん、絶景だ。

そうそう、途中でアナグマがいた。初めて見た。

さて、下山しよう。
下山になるとロベルトはそこそこ元気になり、往路の6割くらいの時間で降りられた。
そうそう、下山途中のベンチで虫が交尾していた。
なにか腹が立ったので、軽く息を吹きかけてやったが、どこ吹く風だ。

17時に下山完了し、途中でバローへ行って買い出しを済ませ、池田温泉へ行く。
今回は山頂へ行ってないので、山頂割引を受けられないが、入山料もかかっていないのでプラマイはゼロだ。
本館へ行ったが、いい湯だった。

キャンプ場へ戻ったらバーナーで湯を沸かす。
今回はもう料理をしないぞ。
カップ麺とパンとポテチを頂く。

腹が減っていたのであっという間に平らげたあとは、疲れていたのでお互い20時30分くらいに「一旦仮眠を取ろう」となる。
30分後くらいにテントから這い出て、焚火台を組み立てているとロベルトもテントから出てきた。
気温も下がって涼しいし、やっぱり焚火をしたい。
あまり火は大きくせず、小さな炎で楽しんだ。
ベルモントのTABI(チタン焚火台)も買って1年くらい経つか。
軽いのは勿論だが、U字溝型のシンプルな形状は使いやすいし、火床となるのは薄いチタンのプレートなので壊れる心配もないしメンテナンス性も高い(メンテなんてしないが)。
キャンプ時は7割か、下手したら8割くらいはこいつを使っている。
小さな炎を前に、男2人で色々と語らう。

…何を語ったんだっけ。
あぁそうだ、キャンプ道具の話をした。
ロベルトは今使っているネヴィスの内装をお洒落にしたいと考えているらしい。
確かに、あんなバカでかいテントにコットとイスと小さいテーブル一個だけのレイアウトは寂しいわな。
それと、コンパクトな前室付きドームテントも便利だぞと推しておいた。
コールマンのアテナワイドツーリング130を教えておいたら満更でもなさそうだったぞ。
いいぞ、買っちまえ!
半径100m内には誰もいないし22時30分過ぎまでダラダラとおしゃべりを続ける。
それからはそれぞれのテントへ。
案の定雨が降ってきて、雨水が貯まったタープは明け方に倒壊。
実は昨晩「多分このタープ雨で倒壊するぜ」とロベルトに宣言していた。その通りになってニンマリ。
こうなるのを見越して、テーブルやイスは全てテトラの前室にしまっておいた。
まだ5時も回っていなかったが、テント内に虫が飛んでいて鬱陶しかったのもあり、完全に目が覚めた。
※テトラ160はインナー部と前室部の天井が繋がってしまっており、ここから虫が侵入する。
なんでこんな構造にしたのかは謎だが、とにかく虫が入ってくる。
タオルか何かで塞いでしまえばいいのだろうが、蚊取り線香を焚くのでもある程度対策になる。
雨が弱まったタイミングでタープを片付けて、お腹も空いていたので朝ごはんを食べた。
そこから二度寝し、今度は8時過ぎに起きた。
小雨予報だと思ったが、雨が結構強い。
ロベルトはこんな雨の中でも沢や山の方へ入って行って、生き物を探している。
しかもタンクトップ一枚で。寒くないんか。

俺は寒くてテントの中で寝袋を被ってボケーっと横になっていた。
ロベルトが沢蟹を数匹捕まえてきてくれた。昨日捕まえた分と合わせて計7匹だ。
持って帰って食うぞ。
雨足は弱まらないので、覚悟を決めて濡れながら撤収することに。
短時間で片付け終えられたが、服はかなり濡れた。
さて、帰ろう。
帰宅後、息子に沢蟹を見せると飼うと言い出した。

食用だったのが、ペットに昇格。
美味しく、じゃなかった、大きく育てよ。
Posted by jun-z at 18:17│Comments(2)
│キャンプ記録
この記事へのコメント
jun-zさん、こんにちは。
お仲間とのキャンプは楽しいですね~。
何気ない話も無限に出来てしまいそうな感じ、凄く良く解ります。
ロベルトさんは子ども心溢れるナイスガイですね。
沢蟹もペットに昇格とは( *´艸`)
夏休みの宿題的にも良いタイミングですね。
お仲間とのキャンプは楽しいですね~。
何気ない話も無限に出来てしまいそうな感じ、凄く良く解ります。
ロベルトさんは子ども心溢れるナイスガイですね。
沢蟹もペットに昇格とは( *´艸`)
夏休みの宿題的にも良いタイミングですね。
Posted by ブレン
at 2024年07月16日 13:36

ブレンさん
おはようございます。
ロベルトは野生児です。
野生の蛇を捕まえて家に持って帰るような男ですから。
しかし面白いやつで、かれこれ20年近い付き合いになりますね。
沢蟹はですね、結局飼育が面倒になったので2週間くらいで素揚げにして食べてしまいました…笑
おはようございます。
ロベルトは野生児です。
野生の蛇を捕まえて家に持って帰るような男ですから。
しかし面白いやつで、かれこれ20年近い付き合いになりますね。
沢蟹はですね、結局飼育が面倒になったので2週間くらいで素揚げにして食べてしまいました…笑
Posted by jun-z
at 2024年07月23日 08:33
