2023年08月16日
【キャンプ記録】令和5年8月5日㈯~6日㈰川原②
続き
唐突にロベルトが「薄暗い時間帯の川の危険性を検証する」みたいなことを言い出して、日没ギリギリの時間に再び川で泳ぎ出した。
なんとなく嫌がらせをしたくなったのでロベルトに向かって小便をぶちまけてやることにした。
川の流れに乗っていくと思っていたが、俺が小便をしたポイントは流れが滞っている場所だったらしく、小便の泡が自分の方に向かってきた。くそったれ。
完全に暗くなる前に風呂(川で行水)を済ませ、あとは焚火を楽しむ。
ロベルトとたっくんは直火でやっていたが、俺はカレー作りのために焚火台で火を熾していたのでそのまま焚火台で炎育てた。
焚き火台はニトリのが壊れたため新調した。
ベルモントのチタン焚き火台「TABI」だ。軽くて今回の野営には持ってこい。
が、よく考えたらこいつではニトリの焚き火台の代わりにはなり得ない。
ニトリは多少重いがとにかく設置が爆速だった。
対してTABIは軽いが組立が若干面倒。
うーん、ニトリはニトリでやはり便利だった。
実はまだ捨ててないので、修理してもいいかもしれない。
どこかで近くで花火が打ち上がっているようで、ドゥン!ドゥン!と重低音がこだまする。
大人の男だけで焚火をしつつ語らう時間はなかなか楽しい。
ただ、俺とロベルトは朝に走っていたのもあり、疲労困憊だった。
21時前に「ちょっと仮眠しよう」ということになって、たっくんを残してそれぞれテントへ。
俺はそのまま寝てしまい、その後は23時頃に雨音で起こされた。
予報上では雨なんて降る気配はなかったが、結構な雨量だ。
ロベルトとたっくんは外で慌しく荷物を避難させている様子。
俺はと言えば、主要な道具はテント内に入れていたのと、他の小物類もタープ下に置いてあり、完全な雨ざらしにはならないだろうと思ったのでそのまま放置することに。
乾かすために干しておいた衣類はびしょ濡れだろうが、まぁ仕方ない。衣類を雨から守るために自分が雨に打たれるなんてアホの極みだ。
雨は断続的に強く降り続け、あまりの雨音でなかなか寝付けなかった。
川原というフィールドでは増水も心配だったので、途中で念の為に外を伺って水量は問題なさそうだというのは確認しておいた。
大丈夫だろうと確認はしたものの、テントに打ちつける雨音はやはり不安を煽ってくる。
気を紛らわすためにほろ酔いを開けてテント内で少し寛ぐ。
ホズSTは小型ではあるが、中に小さいテーブルを置いて、グランドチェアに腰掛けてゆったりするくらいのスペースはある。
電波が悪く読み込みが遅い中でスマフォで天気予報を見たが雨の気はない。
良い加減な予報をしやがってという怒りが込み上げてきた。
翌朝にはロベルトとふざけて「リアルタイムで予報を外して気象予報士として恥ずかしくないのか。俺だったら責任とって切腹するね」とかアホなことを話し合った。
明け方は少し空気がひんやりしていたのと、日が差し込みにくい場所なので肌寒かった。
寝付きが悪かったのもあり、起床は7時30分頃と少しゆっくり目。
起きてテントから出ると、もやがかかって何とも幻想的な雰囲気。本当にここは秘境だ。
俺とたっくんは雨でびしょ濡れになった流木達を拾い集めて、早速火を熾そうとした。
…全く火がつかない。当然だ。
灯油を染み込ませて火柱を上げさせたりしたが、それも一瞬で燃え尽きて火が木々に定着しない。
別にそんな寒い訳でも調理に火が必要という訳でもないので焚火なんてしなくても良いのだが、男は常に何かを燃やしていたいのである。
そう言えばカレーとカフェラテに入れた牛乳のパックがある。
そいつの底を抜いて煙突を作った。
そこにティッシュと杉の葉、細かい枝を詰めて簡易ロケットストーブとした。
着火をしてみると煙突効果に加えてパック自身が燃えてくれるのもあり、みるみる内に炎が広がり、無事に濡れた流木達にも燃え移った。
我ながらいいアイディア。
もっと燃えるようにと祈りを捧げながら、薪の上に落ちていた鹿の骨を乗せた。アーメン。
黒魔術みたいでなかなかいいじゃないか。
焚火なんてしなくてもと言ったが、一応は濡れた道具類を乾かすのには多少役立った。
起床後からは雨は降ることがなかったが、少しだけ増水していて流れが早かったのと、そもそも涼しくて川に入る気にならなかったので川遊びはせずにダラダラと談笑して過ごした。
9時30分頃から片付けを開始。荷物を絞っているのですぐに全員が片付け終えた。
片付けよりも、川原から酷道へ出るまでが非常にキツかった。
10時15分くらいには車に乗り込んだが、右足部にチクりと痛みが。
靴を脱ぐとヒルがうごめいていた。
靴下の上から噛まれた。
俺のスヌーピーの靴下がそんなに可愛いか、そうかそうか。
呑気に写真を撮ってみたが、ヒルに噛まれたのは初めてだ。
このまま死ぬまで血が流れ続けたらどうしようと内心焦っていた。
ロベルトに聞いたら、「それくらいの出血ならほかっときゃいいよ」とのことで、ほかっとくことにした。お前頭良いな。
意味があるかは分からないが、患部を摘んで毒と共に血を押し出すように試みた。(あとから調べたらこの処置は正しいらしい)
安心したら今度はムカついてきたので、捻り潰してやろうと思った。が、どうやっても潰れない。潰した時に血飛沫が上がるのを期待したのだが。
ロベルトに聞いたら、「ヒルは軟体で潰せないからほかっときゃいいよ」とのことで、ほかっとくことにした。お前頭良いな。
さて、最後に若干ケチがついたような気がしないでもないが、無事に終えられた。
新也が来られなかったのだけが残念だ。
テントとタープが濡れたので、乾かすためにまたキャンプをしよう。
唐突にロベルトが「薄暗い時間帯の川の危険性を検証する」みたいなことを言い出して、日没ギリギリの時間に再び川で泳ぎ出した。
なんとなく嫌がらせをしたくなったのでロベルトに向かって小便をぶちまけてやることにした。
川の流れに乗っていくと思っていたが、俺が小便をしたポイントは流れが滞っている場所だったらしく、小便の泡が自分の方に向かってきた。くそったれ。
完全に暗くなる前に風呂(川で行水)を済ませ、あとは焚火を楽しむ。
ロベルトとたっくんは直火でやっていたが、俺はカレー作りのために焚火台で火を熾していたのでそのまま焚火台で炎育てた。
焚き火台はニトリのが壊れたため新調した。
ベルモントのチタン焚き火台「TABI」だ。軽くて今回の野営には持ってこい。
が、よく考えたらこいつではニトリの焚き火台の代わりにはなり得ない。
ニトリは多少重いがとにかく設置が爆速だった。
対してTABIは軽いが組立が若干面倒。
うーん、ニトリはニトリでやはり便利だった。
実はまだ捨ててないので、修理してもいいかもしれない。
どこかで近くで花火が打ち上がっているようで、ドゥン!ドゥン!と重低音がこだまする。
大人の男だけで焚火をしつつ語らう時間はなかなか楽しい。
ただ、俺とロベルトは朝に走っていたのもあり、疲労困憊だった。
21時前に「ちょっと仮眠しよう」ということになって、たっくんを残してそれぞれテントへ。
俺はそのまま寝てしまい、その後は23時頃に雨音で起こされた。
予報上では雨なんて降る気配はなかったが、結構な雨量だ。
ロベルトとたっくんは外で慌しく荷物を避難させている様子。
俺はと言えば、主要な道具はテント内に入れていたのと、他の小物類もタープ下に置いてあり、完全な雨ざらしにはならないだろうと思ったのでそのまま放置することに。
乾かすために干しておいた衣類はびしょ濡れだろうが、まぁ仕方ない。衣類を雨から守るために自分が雨に打たれるなんてアホの極みだ。
雨は断続的に強く降り続け、あまりの雨音でなかなか寝付けなかった。
川原というフィールドでは増水も心配だったので、途中で念の為に外を伺って水量は問題なさそうだというのは確認しておいた。
大丈夫だろうと確認はしたものの、テントに打ちつける雨音はやはり不安を煽ってくる。
気を紛らわすためにほろ酔いを開けてテント内で少し寛ぐ。
ホズSTは小型ではあるが、中に小さいテーブルを置いて、グランドチェアに腰掛けてゆったりするくらいのスペースはある。
電波が悪く読み込みが遅い中でスマフォで天気予報を見たが雨の気はない。
良い加減な予報をしやがってという怒りが込み上げてきた。
翌朝にはロベルトとふざけて「リアルタイムで予報を外して気象予報士として恥ずかしくないのか。俺だったら責任とって切腹するね」とかアホなことを話し合った。
明け方は少し空気がひんやりしていたのと、日が差し込みにくい場所なので肌寒かった。
寝付きが悪かったのもあり、起床は7時30分頃と少しゆっくり目。
起きてテントから出ると、もやがかかって何とも幻想的な雰囲気。本当にここは秘境だ。
俺とたっくんは雨でびしょ濡れになった流木達を拾い集めて、早速火を熾そうとした。
…全く火がつかない。当然だ。
灯油を染み込ませて火柱を上げさせたりしたが、それも一瞬で燃え尽きて火が木々に定着しない。
別にそんな寒い訳でも調理に火が必要という訳でもないので焚火なんてしなくても良いのだが、男は常に何かを燃やしていたいのである。
そう言えばカレーとカフェラテに入れた牛乳のパックがある。
そいつの底を抜いて煙突を作った。
そこにティッシュと杉の葉、細かい枝を詰めて簡易ロケットストーブとした。
着火をしてみると煙突効果に加えてパック自身が燃えてくれるのもあり、みるみる内に炎が広がり、無事に濡れた流木達にも燃え移った。
我ながらいいアイディア。
もっと燃えるようにと祈りを捧げながら、薪の上に落ちていた鹿の骨を乗せた。アーメン。
黒魔術みたいでなかなかいいじゃないか。
焚火なんてしなくてもと言ったが、一応は濡れた道具類を乾かすのには多少役立った。
起床後からは雨は降ることがなかったが、少しだけ増水していて流れが早かったのと、そもそも涼しくて川に入る気にならなかったので川遊びはせずにダラダラと談笑して過ごした。
9時30分頃から片付けを開始。荷物を絞っているのですぐに全員が片付け終えた。
片付けよりも、川原から酷道へ出るまでが非常にキツかった。
10時15分くらいには車に乗り込んだが、右足部にチクりと痛みが。
靴を脱ぐとヒルがうごめいていた。
靴下の上から噛まれた。
俺のスヌーピーの靴下がそんなに可愛いか、そうかそうか。
呑気に写真を撮ってみたが、ヒルに噛まれたのは初めてだ。
このまま死ぬまで血が流れ続けたらどうしようと内心焦っていた。
ロベルトに聞いたら、「それくらいの出血ならほかっときゃいいよ」とのことで、ほかっとくことにした。お前頭良いな。
意味があるかは分からないが、患部を摘んで毒と共に血を押し出すように試みた。(あとから調べたらこの処置は正しいらしい)
安心したら今度はムカついてきたので、捻り潰してやろうと思った。が、どうやっても潰れない。潰した時に血飛沫が上がるのを期待したのだが。
ロベルトに聞いたら、「ヒルは軟体で潰せないからほかっときゃいいよ」とのことで、ほかっとくことにした。お前頭良いな。
さて、最後に若干ケチがついたような気がしないでもないが、無事に終えられた。
新也が来られなかったのだけが残念だ。
テントとタープが濡れたので、乾かすためにまたキャンプをしよう。
Posted by jun-z at 10:48│Comments(0)
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