【キャンプ記録】令和6年5月3日(金)〜4日(土)アウトドアベース犬山②

jun-z

2024年05月09日 22:27



少し遅めだが、15時55分にコースへ入る。
今回も岩見山を目指す。
2月とは違い、気温が高く虫も出るだろう。
息子が嫌がらないかという懸念もあったが、心配をよそに力強く進軍した。

息子が大事に抱えているのはポケモンの「メザスタ」のタグを入れた箱。

最近ハマっていて、自分でお小遣いを貯めて中古ショップで買っている。

そんなの持って来なくてもと思ったが、これがあると「勇気が湧いてくる」だそうで。
ふむ、大事なものを持っていると「上がる」よな。分かる分かる。



順調に歩を進め、特に波乱はなく最後の急登区間へ。



前回はここからおんぶをしたが、今回は何食わぬ顔顔で自分の脚で登り切った。

山頂へ到着!



300mもない低い山だが眺めは良く、「山を登った」というのを実感できる。

山頂で飲むメロンソーダはうめぇなぁ。



どうもこの先に展望スポットがあるらしいのだが、どれくらいかかるかか分からない。

せっかく息子が自分の脚だけでゴールまで辿り着いたのに「実はまだ先があるから頑張って」というのはここまでの頑張りに水を差すように思えた。

息子は「まだ行ける」と言うが、最終的にはまた今度ということで合意した。
(と、思っていたが、やっぱりここが展望スポットらしい。失礼)

帰りは下るだけなのでスイスイ進む。
滑りやすい場所だけ注意して、無事に下山完了。
山頂での休憩込みで1時間弱くらいの行程。

いやぁ、大したもんだ。鈍臭い息子だが、よく頑張った。

ハイキングを終えたら一安心。

ホッと一息つこうと思ったら、再びスズメバチが隣の木に止まっている。
困ったなぁ…
デイキャンプ組が帰っていったので、引っ越そうかと真剣に考えた。


ロガなら頑張れば引き摺って移動できる。
迷っているとちょうどスタッフさんが巡回に来てくれて、困り顔をしていた俺に話しかけてくれた。

状況を説明するとハチアブマグナムジェットを持ってきてくれて、退治してくれた。

恐らく巣ではなく、この木の樹液を求めて来ているんじゃないかとのこと。
いざと言う時は使って下さいと、マグナムジェットは貸してくれた。

これ以来は飛来がなくなった。


夕食は米を炊き、家で捏ねてきたハンバーグを焼く。
焼きあがったらソースをかけて、少し炒めて完成。
ソースも家からケチャップとウスターソースを混ぜたものを持っていく。


いつもそればっかじゃないかって?

ええじゃないか。

ハンバーグは3個焼いたが、息子はその内の2個も食べてくれた。よく食べてくれるなぁ。



焚火をして、穏やかな夜を過ごす。
デイキャンプ組で賑わっていた場内は静寂に包まれる。

やっぱり、ロガはカッコイイなぁ。
なんだろう、ぜインアーツ特有の薄い生地と色味から、内側からLEDで照らすと「映える」感じ。


キャンプ好例のおやつパーティをして、歯を磨き、シャワーを浴び、少し早めにインナーテント内へと籠る。
あとはスマホで動画鑑賞をしつつ、寝るだけ・・・と。



息子は21時過ぎくらいに眠りにつき、俺も気付いたら眠っていた。
0時過ぎくらいに目が覚めたので、ほろ酔いを飲みながら少しだけ焚火をする。

しかし、思ったより冷え込んで寒かったので結局すぐに切り上げた。

明け方は10℃くらいまで下がっただろうか。空気がひんやりしていてロンTと短パンでは寒く、パーカーを着た。
寒暖差のせいか少し鼻がやられている。

朝ご飯を食べて、少しだけ鴨池の筏で遊ぶ。
この時、すぐ近くに設営をされていた親子(父子での2人)と遊んだ。
子どもは男の子で、ちょうど息子と同じくらいの大きさ。
同じ父子キャンプということで勝手に親近感が湧いていたので、少しだけでも一緒に遊べて凄く嬉しかった。

男の子がサイトへ戻ると、息子も「もういいや」と言ってサイトへ戻ることに。

さぁ、撤収だ。
テントが結露しているが、適当なところで乾燥は諦めて一気に片す。
今回はずっと息子が良い子で、設営も撤収も順調だった。


ハチアブジェットを返却しに行き、サイトを後にする。
隣の父子キャンパーにお先ですと挨拶。
お互い深く干渉した訳ではないけど、またどこかで会えたら嬉しい。

充実したキャンプだった。


キャンプ場が混めば煩わしいことも多くなるが、同時に楽しいことも増える。
ありがたいことだ。

また遊びに来よう。

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