今年のGWはなんともしょっぱい祝日の並びだが、会社の配慮で交代で休みを取ろうという運びになった。
ということで、カレンダー上は平日である4月30日㈫と5月1日㈬で休みをもらって、毎度お馴染みアウトドアベース犬山キャンプ場へ行ってきた。
8回目の訪問だが、なんと今回は始めてのソロだ。
ここを拠点にしてじっくりとトレッキングをしたいなと以前から考えていた。
念願叶ってようやくだ。
・・・実を言うと前日まで予約を取っていなかった。
というのも、元々は福井の九頭竜湖へSUPキャンプをしに行こうかと思っていた。
しかし全国的に雨雲が広がっているようで、福井県大野市は1日を通して雨予報。
この時期に雨の中でSUPを漕ぐのは寒いだろうと断念した。
しかしせっかくの有休取得日に何もしないのもなぁ・・・
天気予報もコロコロと曇り予報になったり、雨に戻ったりハッキリしない。
前日に改めて確認すると、どうやら愛知岐阜辺りは朝には上がって、そこからは晴れか曇りになるだろうという予報になっていた。
タイミングがいいことに、埋まっていたアウトドアベース犬山もキャンセルが出たようで空きがあるのを見つけた。すかさず予約。
急ではあったが、妻からも了承をもらった。
まぁ、平日なので日中は妻は仕事、息子も保育園へ行っている。俺が留守にしても負担にはならないだろう。
前置きが長くなったが、簡単な準備を済ませて小雨が降る中キャンプへと出発した。
到着する頃には止むだろうか。
現地へは10時に到着。少し出遅れたが、先客は2張りのみ。
恐らく連泊組だろう。
いつもテントを張っているエリアを狙っていたが、ビニールロープで入れないようにされていた。
平日だから区画を絞っているのか?残念だが、サイト入口にある仮設トイレがあった5m四方くらいの平地にした。
(あとから5~6人くらいのグループが来てロープエリアに設営をしていたので、それ用にキープしてあったのだろう)
ゼインアーツのロガ4を手早く張り、ファニチャー類や寝具をセッティング。
ソロなので本当はもっと小さいテントでも良かったのだが、天気が怪しかったのもあり、雨が降った時に道具類を格納しつつも広々過ごせるものをチョイスした。
また、せっかくちゃんとしたキャンプ場でのソロキャンプ。優雅に過ごしたいという想いもあり、いつもより少し豪華な装備で臨んだ。
ここはチェックインが早いため滞在時間も長く取れる。サイトで過ごす時間というのも大切にしたい。
設営中に再び雨が降り出し、暫しテントの中に籠る。
途中でレイアウトは少し変えたりしたが、前室はこんな感じでアウトドアキャリーまで格納してもリビングを展開できる。
こちらはインナー内。
最大4人が寝られるだけあって、1人だと広々使える。
前室部はあと1人分ならチェアを置けるくらい。
キャリーを入れなければもっと余裕が出る。
少し早いが昼食のホットサンドとコーヒーを頂こう。
そういえば今日は寝起きから頭が痛くて食欲がなく朝食を食べていない。
予報に反して雨は降り続ける。
途中から本を読みながらマットの上でゴロゴロしていたが、埒が開かないので雨の中トレッキングへ出かけることにした。
まぁ、小雨だし問題ないだろう。
YAMAPで地図をダウンロードしてコースを考えるが、どこが見所だとかはあんまり分かっていないので適当に練り歩くことにする。ただ、乙女滝と山伏の滝、あとは八曽モミの木キャンプ場というキャンプ場もコース上に設定できるので是非覗いてみたい。
12時43分からトレッキングを開始。
キャンプ場を出て少し行くと、焼山というピークに向かって登っていく道があるらしいので登ってみることにしたのだが、タイミング悪く雨足が強まる。
藪を嗅ぎ分けて進んで行かなければならない道もあり、雨に濡れた藪に触れて服や靴を濡らすのは鬱陶しかったし、山頂近くに行って木の密度が薄くなればモロに雨に打たれることになる。
少し登ったところで元のコースへ戻ることにした。
気を取り直して乙女滝へといく。
渡渉していく必要があるが、かろうじて川面から顔を出している石の上を渡っていくことができた。
苔むした岩は滑ってヒヤッとする局面もあったが、とりあえず最初の目的地に到着。
おぉ、ちゃんとした滝だ。
飛沫と風圧で涼しい。この辺りで雨が上がって木漏れ日が射してきた。
キャンプ場からの距離的にはそんなにないので息子も連れてこられそうだが、渡渉が厳しいかなぁ。
来るとしても水辺用のシューズが必要だろうなぁ。
次は八曽モミの木キャンプ場へ向かう。途中で五段の滝を見下ろして進んでいく。
進んでいくと分岐があり、右手には謎の岩、下へ行くと舗装された道路に出る。
左が順路通りの登山道。右の下りは道路へ出る道だった。
ちなみに俺は下へ降りた。
こういう時、下るのはあんまりいい気がしない。だってさ、下ったらまた登らなきゃいけないじゃん。
今回は下には何があるのだろうという好奇心が勝ったが、結局道路があるだけで肩透かしをくらったという格好だ。
ただ、この道路からの風景になんとなくノスタルジーを感じて思わず写真撮った。
八曽モミの木キャンプ場へはすぐに到着した。
前々から気になっていたキャンプ場だが、電話予約制のくせして何度電話しても繋がらない。結局一度も繋がらないので行けていない。
どうも今日は営業していないらしく、ゲートが閉ざされている。
仕方ないので駐車場から覗ける範囲で場内を覗いてみた。
いかにも「昔ながらの川沿いの林間キャンプ場」という感じだ。
個人的にはこういうところ好きだなぁ。
風呂やシャワーがないのはネックだが、1日くらいなら川で身を清めればいいか。
続く