【キャンプ記録】令和5年11月18日(土)〜19日(日)リバーパークおぶさ

jun-z

2023年11月19日 16:53



友人達とグループキャンプをしてきた。
当初5人の予定だったが、相棒のロベルトから「今週両親がコロナになって、俺も今朝から怠さが出てきて移ったかもしれない」と連絡。

まぁ仕方ない。
しかし、ロベルトがいないとなると誰が大きめのシェルターを持っていくのかという話になる。俺しかいない。

しかも何やら天気が怪しい。
夕方から小雨予報だ。

先週と同じ装備でと考えていたが、作戦変更を余儀なくされた。

ということで、タッソTCに出てもらう。
七角形で設営すれば4人程度なら座って寛げるし、タープ代わりにキャノピーを張り出せば多少の雨ならその下で焚き火をできるだろう。
TC素材のタープを張ればいいのだろうが、面倒くさい。

ということで、装備を入れ替えて現地へ向かった。


来る途中で結構な雨が降り出してオイオイオイとなったが、14時に到着した時には晴れてくれた。
しかし、今度は風が強い。
ここはペグが非常に刺さり辛いのもあり、設営途中で倒壊しかけた。

予報では夕方まで風速5〜7m。張り綱までしっかり張ると、かなり安定した。





大方設営が終わっても誰も来ないので、寝る。
寝袋の中から外を眺めるのも、なかなか乙なものですな。



寝床に関してだが、今回は地べたに頒布シートを敷いて、そこにマットを置いた。
シェルタースタイルでインナーテントやコットを使わずに寝るのは初めての試みだ。
貧乏臭さはあるが、新也は「こういうスタイルもカッコいいですね」と珍しく褒めてくれた。いやお世辞か。


少し見辛いが、こんな感じでセンターポール奥に寝床を設けた。


ちなみに、マットはモンベルのエクセロフトエアパッドだ。
R値が5もある上にコンパクトになる。
非常に高性能なのだが、山行向けの道具なので幅が狭い。
正直、窮屈ではある。

しかし、今回はテントを大きくしてしまったので、その分寝具はコンパクトにしようとこいつを持ってきた。


結局みんなが来たのは16時過ぎだった。
ウトウトして本格的に寝に入りそうなところでたっくんと卓也が最初にきて、話し声で目が覚めた。

ロベルトには14時集合でと当初伝えておいたのだが、伝達はどうなっていたのだろうか。まぁ、ヤツは昔から適当な人間だ。


おっすと挨拶をして荷運びを手伝う。
卓也のフォークテント280を運ぶ際、「こんな軽かったか?」と思ったが、いざ設営する時にポールが入っていないことが発覚。

俺のアルミポールはタッソの跳ね上げに使っているし、困った。
車内を探すとスノーピークのパイルドライバーがあった。こいつをメインポールとする。

テントのポールとして使ってみて感じたのが、堅牢性の高さ。この辺りは流石スノーピークだなぁ。ちゃんと値段なりのものは作っている。
まぁ、俺のパイルドライバーはネジがぶっ壊れているのだが。



そうこうしている内に予定より早く雨が降ってきた。卓也のテント設営は俺がやり、運んできた荷物はタッソの中へ避難。

かなり暗くなってきたので味噌と出汁を溶かし、切って来た野菜と豚肉を放り込んで豚汁を仕込み始めた。
ここで新也が登場。

ワンタッチタープを持って来たようだ。気が利くな。遅刻したのは許してやろう。

新也はDODのワンポールテントSを設営。
小さいが、中を見せてもらうと寝床として見れば十分な広さだ。
全面インナーのため、2人くらいであれば問題なく過ごせそう。
こういうシンプルなのもいいなぁ。


設営が終わって落ち着いたら米を研いで給水。
その隙に火を熾す。


炎が大きくなったら豚汁はバーナーから焚き火へ移動させ、バーナーでは米を炊き始めた。

どうもコンパクトバーナーでは最近米が上手く炊けないことが多いが、今回は完璧だった。



みんなに豚汁を分け与え、ご飯は俺と卓也で仲良く分けた。
これが美味かった。
みんなも美味い美味いと喜んでくれた。

今後、豚汁は定番メニューとしても良いかもしれない。

この後、いつからか冷凍させておいた牛肉を登場させて焼肉にするのだが、どうも焼肉用ではなくすき焼き用の薄切り肉を持って来てしまったらしい。

我が家は近くの飛騨牛専門店で良さそうな肉を見つけては買って冷凍させておくのだが、ビニール袋に詰めて冷凍させると記憶が曖昧になって何がなんだか分からなくなる。

何用の肉なのかも分からないし、国産の名もなき牛なのか飛騨牛なのかも分からない。

しかし、すき焼き用を焼き肉として食べても非常に美味しかった。これは間違いない。飛騨牛だ。

1日1食生活をしている卓也は「晩飯はいらん」ということで食べるものを持って来ていない。
流石に忍びないので2人で分けることにしたのだが、新也とたっくんも「飛騨牛だー!!!!」とこっちにきた。

愛しの飛騨牛はヤツらに食い散らかされ、俺は最初の一口しか食べられなかった。ちくしょう!

しかし、自分の用意した食事を喜んでもらえるのは嬉しいもので、俺の心は満たされた。


食事を終えたらストーブを点し、テントの中で皆で寛いだ。


今回来られなかったロベルトの話題で持ち切りだ。本人がいないのをいいことに、いじり倒す話題だった。やはりヤツがいないとなぁ。

適当なところで焚き火の方へ移動。


そこで再びお喋りをし、俺は23時30分ごろにテントへ戻って寝ることに。

朝は少しゆっくり7時過ぎに起きたが、気温は6℃。
マットはモンベルのエクセロフトエアパッドを使ったが、R値が5もあるので底冷えは一切なかった。
なかなかよく眠れた。

いつも通りたっくんが1番に起きて、新也と卓也は寝坊。しかし、卓也は寒いだ背中が痛いだでいつもブツクサ言っていたが、ストーブを買ったおかげでかなり熟睡できたようだ。



焚き火をしつつコーヒーを淹れて、朝食にぜんざいを作った。
作ったと言っても焚き火で炙った餅を、こし餡を溶かしたお湯に入れてグツグツ煮ただけだが。




朝食後はおかわりのコーヒーを卓也に淹れてもらった。卓也はコーヒー好きだ。今回はストーブでやかんの湯を沸かし、みんなにコーヒーを振る舞ってくれた。うむ、褒めて遣わす。

朝の長良川を見に行って、9時くらいから撤収を開始。


みんな早いもので、9時50分には全て道具を積み終えた。

ロベルトが来られなかったことだけが残念だが、12月9〜10日にもやろうという運びになった。次回が楽しみだ。

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