【キャンプ記録】令和5年11月11日(土)〜12日(日)長良川

jun-z

2023年11月13日 13:29

令和5年11月11日(土)〜12日(日)長良川


久しぶりに来た。
午前中に妻の実家へ行き、そのあと息子の七五三で神社へお参り、そこから遅めの昼食を摂り、妻と息子と義母を家に送り届けてからの出発だったので到着は16時。

実は来週に同じ場所でソロでのグループキャンプを執り行う。
勝手の分かっている場所なので別に下見なんてする必要はないのだが、なにぶん久しぶりなものなので、念の為下見(という名目でソロキャンプ)をしてきた。


これは鵜飼大橋からキャンプ地を見渡した時の画だが、16時近いということで先客が沢山いる。


また、季節的に1番良い時期とも言えるだろう。
テントはかなりの張り数だったが、敷地自体が非常に広大なので、「テントを張るのに難儀する」ほど混み合うことはまずない。


せっかく今回は1人なので、かねてより目をつけていた秘密の場所をキャンプ地とした。

前回、GW前に来た時に偶然薮の中の踏み跡を見つけ、そこを辿っていったら河原の方へと出られた。
その河原までの中間点に、いきなり拓けた場所がある。幅8m、長さが60mくらいだろうか?

車を乗り入れられないのに加えて、そもそも存在自体が知られていないだろうから誰もいない。(この後、オフロード仕様のバイクに乗った人が薮の中から出て行った)

完全に隔絶された空間で、メインの広間からは全く見えない場所で、話し声なども聞こえない。



少し歩かなければならないのでみんなの荷物量次第だが、来週のキャンプもここを陣取りたい。



良き場所を確保できて満足げな気分になった所で設営を開始。

OneTigris TETRA160(ワンティグリス テトラ160)を手早く張る。

今回は張綱までフルで張ってみた。
風が強かった訳ではないのだが、幕体を外から引っ張ることで幕内空間が広がるのではないかと期待してだ。
期待通り空間が広がり、そこそこ恩恵を得られたと思う。

特に夜は予想以上に寒かったため急遽ストーブを引っ張り出したのだが、その際に幕体とストーブとの間のマージンをより広く取れた点や、万が一突風が吹いて幕体が押し出されてもストーブと接触するリスクを減らせる安心感という点でロープを張っておいて良かった。
この写真の通り、前室部はストーブを入れてもそれなりに余裕がある。




あとはチェアと小さいローテーブルを1つずつ、テント前に焚き火スペースのみという小さなサイトが完成した。
なんだか秘密基地感があっていいじゃないか。






日没が近いのですぐにでも焚き火をしたかったが、芝生の広場まで出て行って少しトレーニングをした。
軽いアップ後にダッシュを5本やって引き上げた。



走っている内に外が一気に暗くなったので、テントへ戻ってすぐに火を熾す。

今回は一束200円で仕入れた杉の薪を燃やす。
一束だけ持ち込んだが、1人なら1日目の夜と2日目の朝くらいの分はある。

ワークマンの軽量アッキスを喰い込ませてからハンマーで打ち付け、焚き付け用の細い薪をいくつか作っておいた。
軽量アッキスが遂に欠けた。
本来、ハンマーで打つなんて使い方は望ましくない。まだ使えるが、今後いつ全壊したとしてもおかしくないだろう。


昼が遅めで量も多かったため、あまり腹は空いていないが、冷凍庫に眠らせておいた肉とホルモンを200gずつ持ってきていたので適当に焼いて食べた。

そうそう、1人で心細いので、親友の卓也と1時間30分くらい電話をしていた。
うーん、俺は本質的にソロキャンプに向いていないのかもしれない。




それにしても寒い。
気温が下がるのは知っていたが、急に寒くなり過ぎだ。
厚着をすればいいのだが、あまり着替えに余裕がなく、明日着る物は焚き火の臭いをつけたくない。

薄着のまま焚き火で暖を取ったが、いよいよ耐えられなくなり車からストーブを持ってきてテントの中で点灯。

テトラ160は小さいのであっという間に暑くなった。
その後も卓也含め友人達とLINEや、X(旧ツイッター)でフォロワーとやり取りをしながらYouTubeを見て時間を潰した。

この時、既に寝袋内で横になっており、「家でやれ」と言われかねないが、お気に入りのテントの中でやるからこそ楽しいのである。

適当なタイミングでストーブを切って眠りについた。
夕方以降に急に冷え込んだため、夜中〜明け方がどうなるか心配だったが、案外寒くならなかったのかそこそこしっかり寝られた。

あとは寝具も良かったかもしれない。
最近はコットやエアマットに、モンベルのシームレスダウンハガーの組み合わせが多かったが、正直寝心地という面では微妙だった。

今回は5cm厚の安物インフレーターマットと激安ダウンシュラフの組み合わせ。
やはりインフレーターは寝心地がいいし、ダウンシュラフも封筒型で圧迫感がなく圧倒的に眠りやすかった。



翌朝は6時38分起床。
とりあえず火を熾す。



今日は11時には稲沢の妻の実家へ行かなければならず、その前に銭湯も行きたい。8時にキャンプ地を出発して銭湯で長風呂という作戦だ。

だが、焚き火の魔力にどっぷり浸かってしまい、火遊びに夢中になってしまった。


そういえば、テトラ160はフロントパネルを跳ね上げることが可能なのだが、まだ一度もやったことがなかった。
試してみようとポールを持ってきていたんだった。
せっかくなのでちょっとやってみた。



日除けや雨を防ぐような「ひさし」としての機能に期待してはいけないが、天井があることによる安心感はなんとなく得られる。
ありっちゃありだけど、寝る時は締めなきゃいけないし少し面倒か。キャノピーアレンジは面白いのだが、冷静に考えるとあまり使う機会がないかもしれない。


ここはメインの広間へ行けば沢山のテントがあるので、帰る前に散策もしたい。なので散策もしてきた。
あとは、河原の方も見ておきたい。
河原の方でも結構平坦になっていて、テントが張れそうな気がする。ペグは効かなさそうなので、その辺の工夫は必要だろうが。

なんやらかんやらと気付けば8時30分になろうとしていた。
急いで撤収を開始して9時には車を走らせた。
ささっと銭湯へ寄りながら、無事に妻の実家へ辿り着けた。

夜の寒さが予想外だったが、その辺りを含めて来週に繋がるキャンプとなったと思う。
来週の装備に関しては今日と同じで行こうと思うが、来るメンバーによってはタッソTCでリビングを作った方がいいかもしれない。

少し検討する。

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